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エスポ化学スタッフコラム 第97回 「FOOMA JAPAN 2026 視察レポート:最先端技術がもたらす新たなインスピレーション」
エスポ化学の全社員が不定期でコラムを配信します。
悪臭対策のとっておきのノウハウはもちろん、製品ページではご紹介出来ない情報や、
社内の裏話などもお届けする予定です。
テーマ「FOOMA JAPAN 2026 視察レポート:最先端技術がもたらす新たなインスピレーション」
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ビジネスパーソンの皆様、こんにちは。
今回は、先日足を運んだ展示会での気づきや、そこから得た最新の技術トレンドについてお届けします。
今回私が訪問したのは、東京ビッグサイトで開催された「FOOMA JAPAN 2026(国際食品工業展)」(以下、FOOMA)です。本展は、食品製造プロセスに関するあらゆる最新装置やシステムが一堂に会する、世界最大級の総合食品機械・テクノロジー展示会です。
天候を跳ね返す熱気と、世界が注目する規模感
会期中はあいにくの天候に見舞われた日もありましたが、連日多くの来場者で賑わいました。参考までに、今回の開催データをご紹介します。
| 出展社数 | 1,056社 |
|---|---|
| 来場者数 | 初日: 16,000人(うち海外:1,100人) 2日目(台風直撃): 7,400人(うち海外:670人) 3日目: 22,000人(うち海外:514人) 最終日: 22,000人(うち海外:200人) |
グローバル展開を見据えた海外からの視察団も数多く見受けられ、改めてこの展示会が持つ国際的な注目度の高さを実感いたしました。一見すると、食品産業の展示会は、弊社の専門領域である「ニオイ(脱臭・消臭技術)」とは距離があるように思われるかもしれません。しかし、異業種の最先端技術に触れることで、新たな製品開発のヒントや、自社の研究・ソリューションに応用できるイノベーションが見つかるのではないかという期待を胸に、会場へと向かいました。
想像を超えた規模の拡大と、自動化の波
実は、前職の製造業に身を置いていた頃にFOOMAへは何度か足を運んだことがあり、会場の雰囲気はある程度イメージできていたつもりでした。しかし、いざ現地に到着すると、その進化と規模の拡大に圧倒されました。西展示棟と東展示棟の全館を使用した会場は、まさに圧巻の一言です。

※写真はサイトからお借りいたしました。
「午後の数時間で効率よく回ろう」という目算は到底通用しないスケールであり、本来であれば東棟で1日、西棟で1日を費やしても足りないほどです。今回は限られた時間の中、熱気に押されながらもなんとか1日で全体を視察してまいりました。
世界最大級と称されるだけあり、展示されている技術のレベルには目を見張るものがありました。特に印象的だったのは、ロボット技術の飛躍的な進化です。搭載された高精度カメラが瞬時に状況を認識し、インプットされたプログラムに従って、超高速かつ正確に動く姿には感銘を受けました。意図的に混入された不良品を瞬時に見分け、自動で排出するシステムなど、人間の手作業の限界を遥かに超えた自動化の波を目の当たりにしました。
包装装置のエリアでも、1分間に600個もの製品を作り出す高速シール機や、高度な真空状態を維持したまま密閉する装置など、その圧倒的な処理能力に驚かされました。現在の弊社の事業規模から見れば、ここまでの大型設備を今すぐ導入するフェーズではありませんが、最先端の製造能力の「基準」を知ることは、将来を見据える上で非常に有意義な経験となりました。
ブランディングへの新たな視点
また、初日にはタレントの小島瑠璃子さんによるトークセッションを聴講する機会にも恵まれました。終始笑顔を絶やさず、活き活きとした表情で話される姿は非常に魅力的で、会場に集まった多くの来場者の心を掴んでいました。こうした発信力や巻き込み力を目の当たりにし、将来的には弊社でもインフルエンサーやタレントの方々とのコラボレーションを通じて、より多くの方に認知を広げるアプローチができれば面白いのではないか、と新たなブランディングへのイマジネーションも膨らみました。
異業種の進化を自社の糧に
今回の視察で目にした装置の中で、自社の業務にそのまま直結するものは決して多くはないかもしれません。しかし、加温・減圧技術や、超高粘度物質の混合・混練、高速攪拌、脱泡技術など、各分野におけるマシンの進化は目覚ましく、多くの知的刺激を受けました。他業界の優れた技術をいかにして自社のエンジニアリングに還元し、新しい付加価値を生み出していくかという、重要な視点を再認識した次第です。
東京ビッグサイトでは、年間約300件もの多種多様な展示会が開催されています。皆様もぜひ、ご自身のビジネスや興味関心に合わせて足を運んでみてはいかがでしょうか。そこにはきっと、日常の業務だけでは得られない、新しい未来へのヒントが眠っているはずです。
関連リンク
- 世界最大級の食品製造総合展〜 | 一般社団法人 日本食品機械工業会主催
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