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エスポ化学スタッフコラム 第98回 「【研修レポート】芳香消臭脱臭剤協議会「2026年度 第1回研修会」に参加しました!」
エスポ化学の全社員が不定期でコラムを配信します。
悪臭対策のとっておきのノウハウはもちろん、製品ページではご紹介出来ない情報や、
社内の裏話などもお届けする予定です。
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こんにちは。
開発研究所の門田(かどた)です。
今回は、先日開催された「芳香消臭脱臭剤協議会 2026年度 第1回研修会(第56回)」に現地参加してきましたので、その模様と学びを共有させていただきます。
今回の研修会は現地とオンラインのハイブリッド形式で開催され、現地約50名、オンライン約150名、合計約200名もの方々が参加する大盛況のイベントとなりました。
研修会は、以下の充実した2部構成で執り行われました。
- <第1部:講演>
「香り・香料・調香の基礎知識」
講師:日本調香技術普及協会 佐野 孝太 様 - <第2部:体験型ワークショップ>
「実践・オリジナルフレグランスの調香体験」
講師:曽田香料株式会社 鈴木 文香 様
貴重なご講演と体験の機会をいただきました講師の皆様に、心より感謝申し上げます。
それでは、さっそく研修で得られた気づきをお届けします!
1. 「におい」と「かおり」を紐解く、表現と五感の科学
皆さんは普段、日常にある「におい」や「かおり」をどのように感じ、言葉に表しているでしょうか?
日本語には、そのニュアンスを繊細に表す漢字が揃っています。
- 「匂い」:主に快適で好ましいにおい
- 「臭い」:不快に感じるにおい(悪臭など)
- 「香り・薫り」:より上質で、心地よさを引き立てる表現
さらに香りの表現は、単に「甘い」「苦い」といった味覚的な言葉だけでなく、「明るい」「色っぽい」など、視覚や情緒的な感覚(五感)と結びついて表現されることが少なくありません。
このように香りを五感で表現することは、単なる感想にとどまらず、香りの印象を他者と共有するための重要なコミュニケーションツールであり、私たちの生活環境を豊かにするための鍵であると改めて学びました。
2. 香料の分類:天然と合成のバランス
私たちが日常で触れる「香料」には、食品(飲料やお菓子など)の風味付けに使われるものから、石鹸やシャンプー、そして私たちが日々向き合う消臭・脱臭剤などの日用品に使われるものまで、非常に多くの種類が存在します。これらは大きく2つに分類されます。
- 【天然香料】:レモンやラベンダー、ローズなど、植物から直接抽出されたもの
- 【合成香料】:天然の成分を分析し、化学的に合成・再現した化合物(ムスク系やウッディー系など)
ここで興味深かったのは、「天然だから100%安全、合成だから危険」という単純な二元論ではないということです。それぞれの特性を正しく理解し、安全性や安定性を考慮した上で最適にブレンドする技術こそが重要になります。
3. 実践!オリジナルフレグランスの調香体験
第2部のワークショップでは、実際に香水の調香に挑戦しました。
ベースとなる香りに、好みのエッセンスを数滴ずつ加えていくのですが、わずか1滴(配合の僅かな差)で全体の印象がガラリと変化します。自分が頭の中でイメージする香りに近づける作業は想像以上に難しく、プロの調香師の卓越した技術と感性を肌で実感する時間となりました。

調香体験で作製した世界に一つだけのオリジナル香水です。画面越しに香りをお届けできないのが残念ですが、非常に貴重な経験となりました!
研修を終えて:エスポ化学のものづくりに活かす「におい」のアプローチ
今回の研修を通じて、普段何気なく感じている香りの奥深さ、そして「調香」という引き算・足し算の技術の繊細さを学ぶことができました。
私たちエスポ化学は、「臭気判定士」によるプロの視点から、現場の不快な「臭い」を元から絶つ、あるいは無臭化する一歩進んだ消臭・脱臭エンジニアリングを得意としています。
今回学んだ「香りのアプローチ(芳香・調香)」の知識は、私たちがご提案する産業用・業務用の消臭技術(「ノーズパル」シリーズなど)において、ただ悪臭を消すだけでなく、「その空間をより快適で心地よい環境へシフトさせる」ための新しいアイデアや、製品開発への応用に大きく活かせるものと確信しています。
「臭い」をなくしたその先にある、人々が心地よく過ごせる空間づくりを目指して、開発研究所としてもさらに研究を深めてまいります。皆さんもぜひ、身の回りの製品にどのような香りが使われているか、注目してみてはいかがでしょうか?
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